東3局 0本場 東家 3巡目
持ち点29000点 トップ目33000点
わしは切りを推すぞい。
がトイツになり、白、中、ホンイツか、白、中、ドラドラで満貫を狙える手牌になったのう。
手牌のうち12枚がマンズのホンイツに使える牌じゃと、ついついを切ってホンイツにしたくなるのじゃが、ここはじっくりと不要牌を見極めるのが重要じゃぞ。
手牌の構成をターツで分けてみると…
・・・・・・となり、ここからあがりに必要なメンツ4つと雀頭1つを選んでいけば良いことがわかるな。
を切ることで、・・・・・となり、・のどちらも裏目にならないように手を進められるな。
さらに、この手牌からやをポンした後は切りで、次の鳴きの準備をするぞい。
例1)ポン→切り
ポン
例1の手牌から・のチーをした場合は、切りで安全なを持ちながらポンの満貫を狙うぞい。
もちろん、ポンの5800点もテンパイを取り、ツモで2600点オールを狙うのじゃ。
さて、このあたりでホンイツを狙ってはいけないのか?という意見が出てくるかもしれないからその点も解説していくぞい。
例1の手牌から・を先にポンした時が狙い目じゃ。
例2)例1からさらにポン(打牌前)
ポン ポン
この例2の時に、「自分の捨て牌に何が切れているか」が判断のポイントじゃぞ。
仮に、5巡目にをポン、8巡目にをポンした時の自分の捨て牌が以下の3つのどれかによっても変わってくるぞい。
●A
●B
●C
Aの捨て牌は、を切ると相手からはソーズのホンイツのようにも見えて、同じ満貫でもマンズのホンイツが少しあがりやすくなるかもしれんのう。
Bの捨て牌もAと似ているのじゃが、・・が切れている分だけ、を切ってものあたりが怪しくなってしまうのう。
この場合は他家の捨て牌を見ながら、・・で鳴きやすそうな牌を残して進めるのがよさそうじゃな。
Cの捨て牌はを切っていき、次にかをポンすると、トイトイ、チャンタ、混老頭狙いのように見せられるのじゃ。
最後はトイトイでもチャンタでもない待ちが残るので、あがりやすいのはもちろんのこと、相手から見ると19字牌も切りにくいので、優位に場を支配することができるぞい。
今回はどのように満貫をあがるか選べるくらい良い手牌じゃったが、こんな時こそ自分の手牌だけではなく捨て牌も考えながら、もっともあがりやすい一打を追ってみてはいかがかのう。
さぁ、さっそく実戦で試してみておくれ!
昇段を達成した方に、その栄誉を称え場代ポイントをプレゼント
3月31日(木)夕6時まで開催中詳しくはこちら